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星組・東京宝塚劇場公演『ベルサイユのばら』‐フェルゼンとマリー・アントワネット編‐〜池田理代子原作「ベルサイユのばら」より〜
東京宝塚劇場公演
2006.2.17(金)〜4.2(日) |

この作品をもっと楽しく!
◎SKY STAGE 関連番組 |
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| ◎解説 |
マリー・アントワネット生誕250周年記念
三井住友VISAシアター
宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』
〜池田理代子原作「ベルサイユのばら」より〜
脚本・演出/植田紳爾 作・演出:谷正純
マリー・アントワネット生誕250周年を記念しての、名作『ベルサイユのばら』の再演。新場面、新たな演出など新しい見所も多く、また、湖月わたる、白羽ゆり星組新主演コンビのお披露目と話題満載の公演。
オーストリア帝国ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアの末娘マリー・アントワネットは、フランス、ブルボン家の王太子ルイ(後のルイ16世)のもとへ輿入れする。華やかな宮廷生活を送りながらも、アントワネットは孤独と虚しさに苛まれていた。そんな毎日の中、アントワネットはオペラ座の仮面舞踏会で、スウェーデンの貴族フェルゼンと出会う。知的で凛々しく美しいフェルゼンとアントワネットは運命的な恋に落ちる。そしてまた、王妃付き近衛隊隊長を務める男装の麗人オスカルも、叶わぬ恋と知りながら、密かにフェルゼンに心を寄せるのだった。
フェルゼンとアントワネットは密かに逢瀬を重ねる。お洒落で遊び好きなアントワネットの浪費振りは財政難に拍車をかけ、国庫は危機に陥っていた。その上、王妃とフェルゼンの不倫の恋。民衆はアントワネットを憎悪し、各地で暴動を起こしていた。オスカルは、アントワネットにフェルゼンをスウェーデンに帰すよう進言する。しかしアントワネットは、フェルゼンと離れることはできないと激しい恋心を吐露する。アントワネットの後見人であるメルシー伯爵は、王妃の名誉を守る為にも別れてほしいとフェルゼンに懇願する。フェルゼンは断腸の思いで帰国を決意する。幼い頃からオスカルだけを愛していたアンドレは、自分の気持ちを抑えつつ、フェルゼンを慕うオスカルを見守っていた。フェルゼンは、オスカルを守ってやるのは君の役目だとアンドレに言い残し、スウェーデンへと去って行く。
一方オスカルは、暴動が革命の様相を見せ始めたことから、近衛隊から衛兵隊に移り、フランスをこの動乱から救おうとする。しかしその思いも虚しく、衛兵隊にパリ出動の命令が下る。出動前夜、オスカルは、幼い頃より共に育ち自分を愛し続けてくれたアンドレの愛を受け入れる。1789年7月14日、バスティーユ広場で、オスカルは民衆と共に戦う決意をする。しかしその戦いの中で、アンドレ共々、銃弾に倒れるのだった。
スウェーデンに戻ったフェルゼンのもとを、近衛少佐ジェローデルが密かに訪れる。王宮の危機を聞かされたフェルゼンは愕然とするが、国王一家救出の為に再びフランスへ行くことを決意する。しかし、時既に遅く、アントワネットはコンシェルジュリーの牢獄に幽閉されていた。牢獄に忍び入るフェルゼン。思いがけない再会にアントワネットは嬉しさを噛み締めるが、フェルゼンの深い愛に感謝しながらも、フランスの王妃として立派に死ぬ覚悟であることを告げる。生涯かけて愛した女性が断頭台に向かう後姿を見送りながら、深い悲しみに耐え、フェルゼンは呟く。「王妃様、あなたは私の胸の中にいつまでも生きています。あのベルサイユに咲く紅薔薇のように……」と。 |
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NOW ON STAGE 星組・東京宝塚劇場公演『ベルサイユのばら』‐フェルゼンとマリー・アントワネット編‐〜池田理代子原作「ベルサイユのばら」より〜
各公演毎に、スターや演出家が熱く語るタカラヅカ・スカイ・ステージの人気番組(60分)。 |
星組『ベルサイユのばら』‐フェルゼンとマリー・アントワネット編‐が、いよいよ東京宝塚劇場に登場しました。この星組版『ベルサイユのばら』は、フェルゼンとマリー・アントワネットの愛に焦点をあてながら、回想のかたちでオスカルとアンドレの名場面「今宵一夜」と「バスティーユ」も見られる、斬新な構成。王宮に伺候したフェルゼンがアントワネットとオスカルに別れを告げる場面や、子供を連れ去れたアントワネットが嘆く場面なども加えられ、見応えたっぷりの作品に仕上がっています。さらに東京では、オスカルに安蘭けい、アンドレに立樹遥と柚希礼音と新キャストが登場し、これも見逃せません。今回の座談会はめずらしい2本立てで、前半が湖月わたる・フェルゼンと白羽ゆり・アントワネット、後半が安蘭・オスカルと立樹&柚希・アンドレ。2組が、大劇場公演を終えた手応えと、東京公演への意気込みを語ります。そこからかいつまんで紹介しましょう。 |

| <湖月と白羽がじっくり語る、東京への意気込み> |
湖月と白羽にとって今公演が東京でのコンビお披露目ですが、全国ツアー、韓国公演、大劇場公演をへて、落ち着いた話しぶりからも安定したコンビぶりがうかがえます。また湖月は先日、次公演での退団を発表したばかりです…。
(湖月)「始まりましたね?」
(白羽)「始まりましたねぇ」
(湖月)「いちおう私たち、東京公演ではお披露目ということで」
(白羽)「はい」
(湖月)「お披露目を迎えた感想を、どうぞ」
(白羽)「大劇場の公演を終えたこともあって、緊張だけではなく、すごく今、楽しいです」
(湖月)「楽しい!?(笑)…とくに何が?」
(白羽)「(笑)牢獄の場面だったりとか、別れの場面だったりとか、お芝居でやってること自体はすごく苦しかったり、切なかったりとかいろいろするんですけれど、なんかその切なさだったり苦しみが、終演後には、何て言うんでしょうか、充実感というか…」
(湖月)「充実感だろうねぇ」
(白羽)「はい。すごく幸せを感じます、今」
(湖月)「はぁ〜、よかった…」
(白羽)「ウフフフ…」
(湖月)「よかった。王女さまが幸せなら、フェルゼンは幸せでございます(笑)」
(白羽)「(笑)ワタルさん(湖月)はどうですか?」
(湖月)「私はねぇ、お披露目公演っていう感じがしないの。やはり去年からずっと組んできたこともあるし、その前の公演からとなみ(白羽)は星組に来てくれてたし…(お披露目という)そんな感じはしないよね?」
(白羽)「そうですね」
(湖月)「でも、お披露目公演なんです(笑)。…はい。私事ですが、その前にサヨナラを発表させていただきましたが、でも私たちはニューカップルでございますので」
(白羽)「はい(笑)」
(湖月)「楽しんでいただきたいと思っております」
(白羽)「そうですね」
(湖月)「でも意外と一緒に出てる場面が少ないので…」
(白羽)「そうなんですよね」
(湖月)「ソデから見ていたり聞こえてきたりする感じだと、熱演だよね? となみ」
(白羽)「(笑)」
(湖月)「“殺してください!”って言ってるときは、もう、どうかなっちゃってるんじゃないか、血管が切れてるんじゃないかと心配するくらいで(笑)」
(白羽)「あの場面はほんとうに無我夢中で…。お芝居をするときって、計算まで行かないんですけどこういう方向性で持っていこうとかいろいろあるじゃないですか? それがまったく、そのとき(別れの場面)は…」
(湖月)「ないね」
(白羽)「カーッとなってます」
(湖月)「1回お稽古場で、立ち上がれなくなったよね」
(白羽「(笑)なりましたね〜」
(湖月)「…その革命委員会の人たちがよっぽど怖かったのか、泣き崩れたまま…」
(白羽)「立ち上がれなくなっちゃって」
(湖月)「通し稽古だったので、そのあとの牢獄の場面を彼女はのりきれるだろうかと思いつつも…何とかね?」
(白羽)「はい」
(湖月)「のりきって…」
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| <湖月退団発表と重なる、フェルゼンの別れの場面> |
東京での役替わり、にぎやかなご婦人&令嬢連について話がはずんだあと、別れの場面と湖月の退団が重なるという話になって…。
(白羽)「私はですけど、お別れの紺の場面(フェルゼンがアントワネットに別れを告げる庭園の場面)でお別れっていうのが、やはり退団発表されてからは…。今までは、そのあとの1幕ラストもお別れが続くので、自分のなかで、バランスまで行かないですけれどもそういう意識が少しあって、あのとき(庭園の場面で)お別れと突然言われたときには、もちろん驚くんですけど、どうしてもそのあとにも同じお別れの場面があるっていう意識がありすぎたと思うんですけど。今はもうそういう問題ではなく(笑)、どの場面でもホントに(笑)、山場は来るじゃないですけども…」
(湖月)「クライマックスがね(笑)」
(白羽)「突然、えっ!? みたいな…すごくリアルで」
(湖月)「リアルにね、となみにお芝居してもらおうと思って(笑)、発表させていただきました(笑)。…そのつもりはないですけどね(笑)」
(白羽)「1幕ラストでワタルさんがいろんな言葉を言ってるじゃないですか? あれも、私だけかもしれないですけど、すごくいろんな意味でリアルに感じて…すごくいいセリフは多いなって感じるんですよね」
(湖月)「そう思って見ると重なるセリフがけっこう多いってことに気づくんだけど…。でも、私自身がはっきりと決断を下したのが去年のお稽古中だったから、それを決心してからやっぱりあの1幕ラストがガクンとやりやすくなったのね」
(白羽)「へぇー!」
(湖月)「自分のなかで。…決心するまでは、あのシーンもどうやっていいかよく分からなかったんだけど、自分のなかでキチンと決心をして、口に出してこうしますっていうふうに結論を下してから、もう一度あのセリフを読んだときに、何かスキッと言えた自分がいるというか…」
(白羽)「すごく難しい場面だなと、最初思ってたんですね。…たとえば銀橋に行ってから、ふつうは前を見て話したり、相手と話していたりするのが、どちらかというと聞いている私たちの方が正面を向いているかたちになっているんじゃないですか。だからすごく不思議な場面でもあるし、難しいなとも思ったんですけれども…でもこれだけ説得力のある場面になってるっていうのがすごいなって思いました」
(湖月)「あの場面、ほんとうに難しかったね、お稽古場でやってて。だから一つ吹っ切れたときに、なんとか行けるかな、この場面を理解できたかなぁと思ったのと、舞台行ってからは、ほんとうにみなさんの方を向いてしゃべることが多くて、でも私が後ろを向いてても、誰に向かって言ってるかっていうのは受けた人の反応でお客さまには分かってもらえるという先生の演出もあったりとか…。(舞台では)稽古場よりも階段があって上にいてくれるからすごくやりやすくなったとか。でもまた、それ(退団の決意)を心のなかに秘めて大劇場公演を送っていたときと比べ(笑)、みなさまに発表してからはフェルゼンの気持ちが痛いほど分かる(笑)。自分でもたぶんオーバーラップしてるのかな? やってるときはあまり思わないんだけど。一つ一つのセリフの重みがすごく分かったなぁ、ってのはあるかな〜」
(白羽)「私はそのお別れの場面が、もちろん自分もそのつど新鮮になるんですけども(笑)、ふと今日、私はもしかして、みなさまというかファンの方のドキッという感覚を代表して(笑)、表現しているのかな…ほんとうにお客さまを代表して、もちろんアントワネットでもあるんですけど、いるのかな、と、今日思ったんです(笑)」
このあとも『ベルサイユのばら』の魅力についてなど話題が続きますが、詳しくはぜひ放送をご覧ください。退団を発表しすっきりした表情の湖月、王妃らしい落ち着いた風情も感じさせる白羽…充実したトークでした。
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| <東京オスカルとアンドレ…安蘭、立樹、柚希が語る> |
後半は東京での役替わり3人、オスカル・安蘭、アンドレ・立樹&柚希が登場します。まず話題となったのはアンドレ役の難しさ。オスカル・安蘭も宝塚では5人のオスカルを相手にアンドレを演じただけに、その難しさは全員の課題。まして安蘭は次公演、ゲスト出演する雪組東京公演ではまたアンドレに戻るのですから、これは目まぐるしい…。
(安蘭)「ではここからは、私たち3人がいろいろトークをしたいと思うんですけど」
(立樹&柚希)「はい」
(安蘭)「今回はね、東京から役替わりで、アンドレ…」
(立樹)「アンドレ」
(安蘭)「しいちゃん(立樹)とCHIE(柚希)が、私の相手をしなければいけないんですけど(笑)」
(立樹&柚希)「よろしくお願いしま〜す(笑)」
(安蘭)「オホホホ…(笑)何を目指すの?」
(立樹)「とうこさん(安蘭)を包み込める大きなアンドレが…」
(安蘭)「イェーイ!(笑)」
(立樹)「言っちゃった(笑)…が、理想なんですけど、非常に難しいですね、やはり。大劇場でよくとうこさんのアンドレを観てたんですけど、すごく心が大きくて…」
(安蘭)「そうですか?」
(立樹)「はい、そうでした。ワァーッと思ってたんですけど、いざ自分がやるとなると(笑)、こうなんだろうなって、すごく素敵なお手本があるにもかかわらず、自分がやるとできない(笑)」
(安蘭)「でもアンドレはね、ほんとうに難しい」
(立樹)「そうですよね〜」
(安蘭)「難しかったね〜。やっぱり抱擁力って口では簡単に言えるけど、ほんとうになかなか出せないし。今回、宝塚の方ではオスカルが役替わりで5人来たじゃない? それで彼女たちを支えなければいけないなってすごく思ったから、それが逆にいい方向に行ったのかもしれない。だから東京も、私を研一だと思って…」
(立樹&柚希)「ウァー!?(笑)」
(安蘭)「初舞台生だと思って、やったらどう? …上級生だと思ったら、遠慮とかがあるじゃない?」
(立樹)「ない…それはなくそうと思ってるんですけれどもね。やっぱりどっかにあるんでしょうかね〜」
(安蘭)「あると、“今宵一夜”のアンドレでもきっと、私がリードしてしまう。(アンドレが)リードしてほしい」
(立樹)「はい、分かりました」
(安蘭)「とうこさん、どうやるの? みたいなのが、絶対生まれてくるだろうと思うのね」
(柚希)「(笑)やりずらくないのかなぁとか…」
(安蘭)「ここでいいのかな、とかね(笑)」
オスカル、アンドレと両方やる安蘭の大変さは…。
(安蘭)「宝塚のお稽古中にちょっと、前半はオスカルやってたけど、やっぱりアンドレすると忘れるしね」
(柚希)「両方するってのはとっても大変ですね」
(安蘭)「やってたじゃない?」
(柚希)「えっ!?」
(安蘭)「アランとアンドレと…」
(柚希)「あぁ! そう…ちょっとでしたけど。それでもお稽古場では、アンドレをさしていただく日とか、危ういときがありましたから」
(安蘭)「あるある…だってオスカルやってるとき、オスカルって呼びそうになったことがある。アンドレって言ったり…」
(柚希)「(笑)」
(安蘭)「両パターンやってるから」
(柚希)「…ちょっと離れた役をやるのならまだしも、両方やるんだもの、やっぱり…」
(安蘭)「私は、まぁ性転換をしなけりゃいけないし」
(立樹)「とうこさん、またアンドレ戻らなければいけないし…」
(安蘭)「そのあとね(雪組で)ね。また勉強させてもらうわ〜」
(立樹)「ウァー!」
(安蘭)「アハハハ…」
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| もっともっと話がはずみますが、残りは放送でお楽しみください。気さくに話題を広げる安蘭、率直で明るい立樹と柚希。話がはずんでいました。 |

| この続きは、タカラヅカ・スカイ・ステージ「NOW ON STAGE」でお楽しみください! |
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