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月組・宝塚大劇場公演『暁のローマ』−「ジュリアス・シーザー」より−・『レ・ビジュー・ブリアン』−きらめく宝石の詩−
宝塚大劇場公演
2006.5.12(金)〜6.19(月) |

この作品をもっと楽しく!
◎SKY STAGE 関連番組 |
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| ◎解説 |
ロック・オペラ 『暁(あかつき)のローマ』 −「ジュリアス・シーザー」より −
脚本・演出:木村信司
シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」を原作にして、ポップな音楽をちりばめたロック・ミュージカルをお届けします。
原作はカエサル(シーザー)、ブルータス、アントニウス、また、ブルータスの友人カシウス、初代ローマ皇帝となるオクタヴィアヌスなど、カエサルの暗殺を題材にとった男たちの物語です。そこにブルータスの妻ポルキア、ブルータスの母でありカエサルの愛人でもあったセルヴィーリア、また、カエサル暗殺当時、カエサルとの子を抱え、たまたまローマに滞在していたクレオパトラの視点を交え、女性たちから見たローマ帝国の黎明期をも描きます。君主制か、民主制か。強い男か、誠実な男なのか。ローマの歴史は現代まで通ずる世界の歴史でもあります。あの有名なカエサルの台詞、「ブルータス、おまえもか」を巡る男と女の世界史が、ポップなロック・チューンに乗せて、いま宝塚に甦ります。 |

レビュー『レ・ビジュー・ブリアン』−きらめく宝石の詩−
作・演出:酒井澄夫
追憶−琥珀、清楚−真珠、歓喜−ダイヤモンド、嫉妬−ルビー。宝石の持つイメージをテーマに、人生の重要な瞬間を、感覚的に、ドラマティックに取り上げ構成した、宝塚歌劇ならではの豪華レビュー。 |
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NOW ON STAGE 月組・宝塚大劇場公演『暁のローマ』−「ジュリアス・シーザー」より−・『レ・ビジュー・ブリアン』−きらめく宝石の詩−
各公演毎に、スターや演出家が熱く語るタカラヅカ・スカイ・ステージの人気番組(60分)。 |
宝塚大劇場では、瀬奈じゅんと彩乃かなみを中心とした月組が、専科から轟悠を迎えて、ロック・オペラと銘打った『暁のローマ』と、宝石をテーマにしたレビュー『レ・ビジュー・ブリアン』を上演中です。『暁のローマ』はシェイクスピアの史劇「ジュリアス・シーザー」を音楽劇として上演するもので、脚本・演出は木村信司です。『レ・ビジュー・ブリアン』は追憶が琥珀、清楚が真珠、歓喜がダイアモンド、嫉妬がルビーといった、宝石の持つイメージをテーマに人生の瞬間をドラマティックに構成したレビューで、作・演出は酒井澄夫です。今回の座談会には轟、瀬奈、彩乃、大空祐飛、霧矢大夢、北翔海莉が出席。稽古中のエピソード、初日が開いた手応えなどを語ります。演出の木村、酒井のインタビューも興味深いですが、そちらは放送でお楽しみください。 |

| <『暁のローマ』…漫才コンビ!? 霧矢と北翔> |
『暁のローマ』の案内役は霧矢と北翔。劇中では霧矢がカエサル(轟)の副将アントニウス、北翔がカエサルの甥オクタヴィアヌスを演じているのですが、幕開き前と最後には、この2人が案内役として登場。観客を古代ローマの世界へ導きます。
(轟)「この2人が漫才コンビを結成しまして」
(霧矢&北翔)「アハハハ…」
(轟)「どうですか? お客さまの反応は」
(霧矢)「初日はほんとうに、緊張いたしましたね」
(北翔)「緊張しましたねぇ」
(霧矢)「はい。でもお客さまがほんとうに温かい反応をくださいまして。最近はだいぶ客席のこころをクッとつかんで(笑)、芝居に持っていけてるかなぁ? っていうところでしょうか」
(轟)「最初と、最後の方と…」
(霧矢)「そうなんです。緞帳が一度降りるじゃないですか? やっぱりそのときに客席を立たれてしまうお客さまがいらっしゃって…」
(北翔)「休憩に入られている」
(瀬奈)「(笑)すごい走っているよね、幕が降りたら」
(霧矢)「そう、そう。だから私たちが早く出ないとみなさん立っちゃうと思って、急いでるよね」
(北翔)「1回ロビーの方まで行かれて、もう1回戻ってこられるみたいな(笑)」
(瀬奈)「(霧矢と北翔に)初日はでも、幕が開く前にすごく緊張してて。で、お芝居が終わったら“大受けでしたよね”って急に変わって…(笑)」
(霧矢)「こういうのが、いちばんいやですね」
(瀬奈)「緊張するよね」
(霧矢)「でも、みっちゃん(北翔)は、最初も最後もバシバシ私に殴られて(笑)、初日とかさらに力が入ってしまいまして。ごめんなさいね(笑)」
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| <今回の歌は難しい…大空と彩乃> |
歌が物語を運んでいく今回の作品。とくにカシウスの大空はラップ、ポルキアの彩乃は気が狂うときの難解な歌に苦心があったようです。
(轟)「今回、ロックオペラとされて…」
(瀬奈)「そうですね」
(轟)「…ガンガン、魂、ソウル・ロックみたいな感じでって、先生おっしゃってたけど。ショーより歌ってるかもしれない」
(瀬奈)「歌ってますね。ただ曲がすごくシンプルだから、音階とかが。逆に難しいというか」
(轟)「そこに芝居心を入れて、お客さまに伝えなければいけない。セリフだと伝わりやすいけど、どうしてもメロディだけが残ると…」
(瀬奈)「歌詞を、伝えないと話が分からないものね」
(大空)「リズムも難しいので、それがずれてくるとお芝居が伝わりにくくなってしまう」
(轟)「(大空に)けっこう難しいとこ担当してない?」
(瀬奈)「すごく難しい!」
(大空)「そうなんですかね!? やっぱり(笑)」
(瀬奈)「うん。がんばってる」
(大空)「がんばってる? 私(笑)」
(轟)「ラップ系のね」
(大空)「最初ラップってお聞きしたときに、テレビで見かけるあのラップかなぁと思ってドキドキしてたんですけども、でもお芝居にあわせてやってみたら入りやすくて、挑戦してみておもしろかったですね」
(轟)「ポルキアさんも」
(彩乃)「はい」
(轟)「気が狂って」
(彩乃)「そうなんですよね…お2人(瀬奈と大空)がずっと舞台に出てらして、それで急に出てくるじゃないですか?」
(大空)「いちばんいいところでね」
(瀬奈)「おじゃまするのよね」
(轟)「同期の場面なのにね」
(瀬奈)「そうなんです」
(大空)「終わった!! っていうときにね、出てくるのよね」
(彩乃)「バッと出てくる(笑)。で、あのとき階段が…ちょっと正気でないので、階段を見ながら降りない方がいいかなと思って、なるべく見ないようにして」
(瀬奈)「ま、落ちたら落ちたでね(笑)、それもまた役づくりみたいな(笑)」
(彩乃)「(笑)ほんとうにやりそうですよね」
(瀬奈)「いつかやりそうだよね。怖いわ(笑)」
(彩乃)「…はい」
(一同笑う)
(瀬奈)「あの歌、難しいもんね」
(彩乃)「はい。あのふつうだったらあまり出さないような音階の高いところが急激に出てきたりするんです。聞いているとあまり分からないのかもしれないですけど、ピアノの伴奏の方が、はじめて歌と合わせたときに、わざと不協和音にしてあったりとかするらしくて、すごく弾きにくいっておっしゃってたんですね。で、そういう変わった歌を歌わせていただくのもはじめてなので、難しいですけど…」
(轟)「稽古場で、最初に入ってたよね? 下級生の女役さんたちとかがすごく見入ってたのを覚えている」
(彩乃)「(笑)集中しないとできない場面で。でもちょっと入りこみ過ぎちゃってダメなときもあるんですけども」
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| <暗殺場面の切なさ…轟と瀬奈> |
王政から共和制を勝ちとったローマ。理想のローマに対する考え方の違いがしだいに顕わになり、ブルータス(瀬奈)はついにカエサル(轟)を暗殺します…。
(轟)「私も、あさこ(瀬奈)とお芝居してるようで、深くはしてないんだよね」
(瀬奈)「いや、私はしているつもりでいましたけど(笑)」
(一同笑う)
(大空)「でも私はお2人の“王ではない”とか“共和制はどうなる”っていう会話が、ものすごく大事なことを言ってるんだなと、いつもお稽古場で見てたんですけれど」
(瀬奈)「あれがいちばん、お互いの理想というものについて…」
(轟)「たぶん食い違いを感じるところ。あそこから変わってきたなっていうのが、舞台稽古を踏んで、お客さま入って、気づきはじめた。で、そこで、まぁセリフの中に微妙に言葉が入っているけども、もっと詳しく出していけるなって思った。そうすると歌いながら、自分のローマの作り方の理想と、あさこ・ブルータスが理想としているローマのあり方っていうのかな、その色がはっきり変わっていった。そこまでは迷いがあるし、相当悩んでいる」
(瀬奈)「はい。だからそのあとに、歌いながらセットと一緒に前にいらっしゃるときも、圧倒される感じで。…そのときの気持ちもやっぱり日によって違うんですよ、その前の会話が違うと」
(轟)「14人に刺されるときの刺され方も違うもの(笑)」
(瀬奈)「そうですね」
(轟)「もろそのまま入っていく人もいるしね(笑)。すいません、って謝りにきたけど。でもそれはそれでいいと私は思う。その日によってやっぱり微妙に変わるものだから。生のおもしろさでしょ? “ブルータス、お前もか”っていうのも、やっぱり自分の中でも微妙に違うし」
(瀬奈)「最近、すごく切ない」
(轟)「涙がバーッとね、死んだあとに出てきて。きりやん(霧矢)がセリフ言っているときに」
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| <『レ・ビジュー・ブリアン』…瀬奈はブランコにのって登場> |
酒井澄夫による、宝石がテーマのショー。最初に瀬奈が「なかなかこの題名が覚えられなくて」と言いだし、一同大笑い。そんな話から始まったトーク、とても全部は紹介できませんが、最初の方をほんの少しだけ紹介しましょう。
(瀬奈)「どうですか? ショーの方は」
(轟)「まずお月さまに乗ったあさこからはじまって」
(瀬奈)「そうですね。すごくね、(ポーズをとって)モデルみたいな(笑)、ひねってひねって(笑)、つかんでるとね、けっこうしんどいんです、あれ」
(轟)「キープしないとね」
(瀬奈)「うん。相当つかんでるみたい、ガーッと」
(轟)「私も、ブランコっていったら、立って乗っただけしかない…」
(瀬奈)「私も最初知らなくて、轟さんに“あさこ、最初ブランコに乗ってはじまるんでしょ”って言われたときに、“えっ!? ブランコですか?”って(両手でブランコをこぐ仕種で)(笑)」
(大空)「(仕種をしながら笑って)こいで…」
(轟)「(両手でぶら下がる仕種で)新体操のブランコだよって(笑)」
(瀬奈)「(笑)こっちだって言うから、“私、グルグル回ります!” って」
(轟)「そうしたらね、腰掛だったんだよね」
(瀬奈)「そうです、よかったです。でも座るところがね、今度見ていただきたいんですけど、これしかないの(両手で示す)」
(大空)「知ってる! 毎日ね、ソデで真横から見ているの。薄っぺらい! みたいな(笑)」
(瀬奈)「そうなの」
(轟)「吊りものだから厚さが決まっちゃうの。私も立つとき、(幅を示して)これだけだったの。かかとだけ」
(一同)「えーっ!? 怖ーい!」
(轟)「片足のかかとで、もう片足は、ほんとうにモデル立ちじゃないけど、添えているだけでキープしてたの。そこで動くと揺れるから、はっきり動かないようにとか…」
(瀬奈)「でも大道具さんが、足の置きやすいところとかすごく考えてくださって、作り直してくださって、いまはすごくしっくりきてますね、座ってるのが。10年前から座ってたかのように」
(大空)「自分の家の椅子かのように(笑)」
(瀬奈)「居心地がよくて。いつもゆらさん(夏河ゆら)が見送ってくださるんですが、ガチャッと安全のチェーンをしたとたんに、もう動いちゃいけないんですよ、私は。そうするとゆらさんが“えーっ!!”とか言うんですよ(笑)。“動いてみろ、動いてみろ”って(笑)」
(轟)「夏河さんっていつも、そんなやった?」
(瀬奈)「あ、そうです」
(轟)「ほんとうに?」
(瀬奈&大空)「はい。」
(瀬奈)「そうじゃなかったんですか?」
(轟)「下級生のときは、真面目だった。…いまは超不真面目(笑)」
(瀬奈)「(笑)いや、いまも不真面目ではないですよ」
(轟)「すっごい組子のことを思っている」
(瀬奈)「はい」
(轟)「ソデとかでね、下級生…やっとね、下級生がそうやって話しかけてくれるようになって」
(瀬奈)「あっ!? そうですか」
(轟)「なんと人見知りする組なんだろうと、最初は思って。こう目は笑顔になってて、会釈くらいしかしてくれなかったの。で話しかけようとしたら、サーッといなくなってたの(笑)」
(瀬奈)「私も、月組に特出したときは、なかなか話しかけてくれない感じで、人見知りが…」
(轟)「お稽古はじまって、公演はじまって、1か月近くたって、やっと“夏河組長さんはこうですね”って話をしてきた…“(夏河が)すごい組のことを思っているから、それだけゆらちゃんのことを、組長さん! って思うんだったら、絶対休演するな、怪我するな”って言ったの。“それがいちばんだよ”って。…まぁ夏河さんのことは置いといて(笑)、ショーの話を」
(瀬奈)「(笑)どうしたってゆらさんの話になってしまう」
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| 月組組長・夏河ゆらはこの公演で退団します。それも結婚退団! 一同、ショーについて語りつつ、このひょうきんな名物組長について話したくて仕方がない様子。話題はすぐそこに戻っていきますが、その辺はぜひ放送でお楽しみください。轟、瀬奈を中心に、なごやかに盛り上がった座談会でした。 |

| この続きは、タカラヅカ・スカイ・ステージ「NOW ON STAGE」でお楽しみください! |
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