| 第1回〜第5回バックナンバー |
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第5回 朝晩めっきり涼しくなってきた今日このごろ、皆様いかがお過ごしですか?・・・今年の夏は暑かったですね! 8月中旬の大阪の気温38度。人間の平均体温を超えてました。 こんなときは、暑さを吹き飛ばしに宝塚観劇、または暑さをシャットアウトしてクーラーの効いた自宅で“ブラウン管の宝塚”を観劇!?といったところだったのでしょうか・・・。 1カ月間に同じ番組が何度かリピートされているとはいえ、皆様の中に全番組を制覇された方はどれくらいらっしゃるのでしょうか?意外とこれは根気が要るものですね。 私は、今のところ舞台中継以外はすべてチェックしながら見入ってます! この舞台中継に関しては、CS放送が出来る以前からビデオ化されていたりして、制作側も慣れているところがあります。このように安心できるものは、撮る人たちに更なる向上を勝手に願い、私はオリジナル番組に重点を置いて見ています。でもたまに見たくなるのが、過去の舞台映像。 自分が下級生のころの作品を、映っていないとわかりつつ画面の枠外に自分の姿を探してしまうであろう自分を想像しています。また、自分がまだ舞台に立っていないころの映像も見たさ100倍!という感じです。
「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」という、宝塚の歴史をまとめた番組があります。その中に大変貴重、かつ興味深い映像がありました。それはとある舞台映像。主演はこの宝塚の礎を作られ、一つの伝説をも作られた春日野八千代先生。画面はモチロン白黒。でもその映像の美しいこと! それに、何故か演じ方がテレビ向き!?、出演者の方々の目線がたまにカメラ目線!? 聞くところによると、当時、映画やテレビで流す宣伝用(!?)に公演を撮る日があったそうです。お客様は当然いらっしゃらなかったようですが、舞台上にカメラを設置。カメラのアングル中心に舞台が進む。ゆえにブラウン管の前の視聴者に優しい!?映像になっています。 前回のコラムに出てきた戦前の映像(音楽学校入学試験用)といい、この宣伝用の映像といい、作る側、出演する側に、“前向き精神”というものを感じました。 とはいえ、今放送されている番組に“前向き精神”がないとは思っていません! カメラに慣れていない生徒が必死に頑張っている姿や、生徒を何とか助けようとするスタッフたちの心の声が今にも聞こえてきそうです。 しかし、それを視聴者の皆様に悟られてはいけません。 それに今作っているものは、未来の「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」になるかもしれないのです。 それを考えると、TAKARAZUKA SKY STAGEというもの自体が、この時代のこの時代にあったテレビの道であり、それに挑戦しようとした宝塚自体が、この時代にあった宝塚流の“前向き精神”のひとつなのでしょう・・・。 話が元に戻りますが、この貴重な映像たち。そのほとんどが白黒です。 私、この時代の白黒って結構好きです。深みを感じるのです。 年月というものが、カラーを色褪せさせるものとしたら、白黒はその2色の色をより色濃く出させるのでしょうか・・・。 もしくは、その写り手自身の人格が反映されて色の深みを出しているのでは・・・だとしたら、今の自分が白黒の画面に映ったら、どんなコントラストを映し出すのでしょう・・・(すべて、グレイだったりして・・・。) いずれにしろ、この春日野先生の主演なさっている映像用のビデオが出てくる「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」ぜひ一度ご覧ください! 鈴虫たちが、そろそろ出番になってまいりました。あの華麗な音色。 次回は、音声について語ってみたいと思います。 |
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第4回 開局から1カ月が経過いたしました。 このページを見ながら”タカラヅカ・スカイ・ステージ“のスタートを見守ってくださっている皆様、そして、タカラヅカ・スカイ・ステージで生の “ブラウン管を通した宝塚”をご覧になっている皆様!! 楽しんで頂いていますか!?
私の場合ビデオではありますが、開局前後にかけて約30本の番組を堪能!?してしまいました! 一番驚いたことは、トーキー以前の時代に宝塚受験用の映像を作っていたこと。こんな貴重な映像を今まで隠しておくなんて、宝塚もズルイ! でも、これをもとに現代版の受験用のビデオを作り、50年後に公開なんていうのはいかがでしょう・・・。 それから、卒業された上級生の方々のお話・・・。今でも、大きな大きな愛情を宝塚に抱いてくださっているのだと感じました。退団してまだ1年余りの私ですが、自分もそうなれるよう、もっと成長しなくては・・・と決意を新たにしたところであります! その他、気になった点では“フィラー”というものがありました。皆様、この“フィラー”というものご存知でしたか? CS放送の他局でも流れているようですが、番組と番組の間に流れている映像で、宝塚大劇場が映っていたり、阪急電車が映っていたり・・・ちょっと一息、ブレイクタイムです。そしてこの“フィラー君” 、実は番組を時間通りに進めていくために必要な、番組と番組の重要な架け橋的存在でもあるのです。このような架け橋を民放では一般的にCMという映像が行います。 常に映像が流れ動き、変わり続ける画面に慣れている昨今、初めは戸惑いを感じました。テレビ番組の初心でもあるゆとりを持った番組作り、これらを忘れないためにも民放以外の放送局(BSやCS)を作ったというのを聞いたことがあります。それが事実かどうかは別としても、そんな思いで見てみると、今感じたばかりのときめきを心の引き出しにストックして、新たなときめきに向かう準備をする・・・その間に流れる“フィラー”の一コマ・・・車体を洗ってもらっている阪急電車がなんともかわいらしく見えてきました・・・。心のゆとりって大切ですね。(といっても、フィラーが長すぎるのもナンですけどね・・・。) 反省すべき点は・・・自分の番組(スーパーバイザーコメント&トークショー抜粋)についての方が語りやすいというものです! コメントのほうは、アナウンサー気取りでしゃべりたかったのですが、なかなか自分というものは隠せないものです。最初硬すぎ、後半砕けすぎ!?という感じでした。 トークショーのほうですが、会場ではあまり気にならないことでもブラウン管サイズにするといろいろと問題点が出てくるものだと思いました。例えば、二人映りのときの司会者との距離や、一人映りのときの背景など・・・。また、会場にお客様がいらしても、誰か話し相手がいると必然的に顔の角度は横向きが多くなってしまいます。これを1台の固定カメラでブラウン管に映した場合、視聴者にとってはその空間がとっても遠いものになりやすいと思います。この距離を縮め、臨場感を出すためにもTV用のカメラは2台必要だと感じました。 自分の反省点は数限りありませんが・・・今後の何かの役に立ってくれたらと願います。 オリジナル番組が8月から新たに2つ加わります。その後は・・・もう年末!? さあ、スタッフの皆さん、今流れている番組の更なる向上とともにやることは沢山!! まだまだ、ゆとりのある番組作りには時間がかかりそうです。 次回は、過去の映像についてお話したいと思います。 |
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第3回 “タカラヅカ・スカイ・ステージ”ついに開局!待ちに待った専用チャンネル、今日よりスタートです。初めてというものは心が騒ぐもの、そして二度と味わえないものです。私も10数年前の初舞台の初日を思い出しています!まず、今日という日が無事終わりますように・・・そして、明日という日に希望が見えますように・・・皆様のもとにある「ブラウン管の宝塚」がきれいに映っていますように! ・・・さて、開局コメントはこれくらいにして、今回のテーマ、スーパーバイザー的モットーなるものを語ってまいりたいと思います。これは雑誌媒体などでお話させていただいているので、ご存知の方も多いと存じますが、ここでもう一度、志し新たに語らせていただきます! 私が目指している映像の宝塚は“深く・楽しく・幅広く・・・秘密のベールは少しだけ・・・!”
(1) 深くとは・・・宝塚は88年の歴史があります。この流動の時代、変わらない何かがあるからここまで続くのだと思います。その変わらない何かが、時には面白おかしく認識され、誤解されたりもします。正しい知識、歴史をまずこの世界を応援してくださる方と一緒に、作る側も知ることが出来たらと思います。(2) 楽しくとは・・・歴史が心を癒してくれるものだとしたら、心をときめかせてくれるもの、それはなんといっても現役生徒の魅力に勝るものはないと思います。その彼女たちの舞台では見られない素顔・個性をここで引き出すことが出来たら、舞台を観に行った時の楽しさが膨らむような気がします。 (3) 幅広くとは・・・なかなか劇場に足を運ぶことが出来ない方、最近この世界に足を踏み入れた!?ため、過去の舞台を見ていらっしゃらない方、そして、あの舞台をもう一度と思っていらっしゃる方々のために・・・舞台を観に来てくださるというよりは、宝塚の舞台が全国津々浦々幅広く、皆様のもとにやってくるといった感じです! (4) そして最後の秘密のベールは少しだけ・・・これは、秘密の花園といわれる宝塚、隠された部分があるからこそ花園になるわけで、すべてベールを取り去ってしまったら何の魅力もありません。宝塚は“質”・・・が大切だと私は思っております。映し方一つで変わるこの“質”、これを失わず、生徒個人の個性を引き出していく・・・そこに映像ゆえの面白さが生まれてくると思います。 ・・・このモットーは、SVとしての自分の基本精神です。どこまでこれに近づけるか、日々、”タカラヅカ・スカイ・ステージ“を見続けなければ・・・!! そして・・・サッカー熱を日本国中に振りまいたワールドカップが終わりました。日本は惜しくも決勝トーナメントで敗れてしまいましたが、あそこまで行くことが出来たのは監督、選手の皆さんの努力はもちろんですが、サポーターの皆さんの力も大きかったと思います。それと同様、ここまで宝塚が続いているのも、応援してくださる皆様のおかげといっても過言ではありません!自分のモットーとしている深さ=歴史、ここにはそのときその時の皆さまが作ってくださった歴史もたくさん含まれていると思います。そしてこれは、今も作られ続けている・・・。その新たな1ページに刻まれるこの映像の世界、皆様の思いを乗せて1歩づつ前進あるのみ! あらためて・・・よろしくお願いいたします!! 次回は、放送された番組の感想なるものを語ってみたいと思います。 |
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第2回 今回は、私が実際にタカラヅカ・スカイ・ステージにどういう形で関わっているのか、その一端をご紹介させていただきたいと思います。 基本的には、私が参加させて頂いた時は、ある程度番組の構成が出来ていましたので現段階ではそれに対して内容をどのように膨らませていくかというようなアドバイスをさせていただいております。 例えば、今後宝塚のCS放送において重要な役割を果たす舞台中継。特に、過去の舞台映像については、懐かしく思われる方、初めてご覧になる方・・・様々な方がいらっしゃると思います。そういった時、ただ映像を流すのではなく、その舞台に関するプロフィールやエピソードなどを入れていただけたら・・・。当時の舞台へワープできる、CS版・虹の架け橋といったところでしょうか・・・。この課題については、先月大阪に行った際にスタッフの方々とじっくり話すことが出来ました。7月放映の舞台中継に関しては、次のようなイントロダクションが入ることが決まっています。まず、現役の生徒によるディナー・ショーなどはその本人が、TCAスペシャルなどの特別の催し物は「TAKARAZUKA SKY STAGE」のイメージタレントが、そして「演出家が選ぶ:::::」と題してその演出家が自ら解説!・・・と打ち出し方も様々で、SVとしても楽しみです。ただ、私自身一番興味がある過去の映像に関しては、その数の多さと解説の有無について様々な意見が交わされました。 その結果、方向性としては、すべての舞台中継に解説を入れるのではなく、時代、題材を考慮した上で対処していこうということになりました。全部を決まった形に押し込めるのではなく、じっくり時間をかけて素材を盛り上げていこうということです。 開局を1ヵ月後に控え、スタッフの方々は日夜、土台づくりに励んでいらっしゃることと思います。そして同じく、開局を1ヵ月後に控え、加入された視聴者の皆様・・・いえいえ、加入されていらっしゃらない方々にとっても待ち遠しくなってきた頃と思います。どんなスタートを切ることが出来るか、SVとしては楽しみでもあり、不安でもあり・・・と、ビミョー!?な気持ちです。 が、しかし!スタッフの方々との話し合いで、各担当者のアツ〜イ思いは伝わってまいりました。そのアツ〜イ思いが、そのまま映像を通して皆様のもとに届くことを願って、今回のコラム、お開きに!?させていただきたいと思います。 次回は、SV的CS 放送の打ち出し方についてお話しする予定です ! |
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第1回 スーパーバイザー(SV)の就任に伴い、skystage.netでコラムを書かせて頂くことになりました。 ここでは、生徒・卒業生・視聴者・制作サイド、そして、SVと…あらゆる角度から、私なりの考えではありますが、「ブラウン管の中の宝塚」を語ってまいりたいと思います。 …が、その前にまず今回は、このお仕事をお受けしたいきさつをお話したいと思います。私は在団時から「モノを創る」その過程が大好きでした。そしていつか、モノを創る人間から「モノを伝えられる人間」になること、それがこれからの私の大きな夢であり、課題でもあります。それがどんな形で訪れてくるのか、まだ分かりません。でもこの仕事の中に、今後の自分に大きな糧になるものがあると感じました。もちろん、退団して1年に満たない自分としては、いろいろ悩みましたが、結果的に…この仕事に挑戦したい!…と、心が叫んでおりました。 ただし、お引き受けする時点で、お願いしたことがいくつかあります。 ひとつは、なるべく現役生徒に直接関わることは避けて頂きたい…ということ。私は人を動かす人間ではありませんし、第一、自分が下級生だったらやりにくい!! そして、これもなるべくですが、SVの立場として裏の顔に徹したい。雑誌媒体などでは、どんな風に生きていくか自分のスタンスや創りたいものなどのお話はしますが、「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組出演に関しては、卒業された方たちと同様に扱って頂きたい…ということです。まぁ、例外もあると思いますが・・・・・。 それからもう一つ…この放送は私個人のものではないし、実際直接番組を創る立場にもありません。でも、関わったからにはとことん責任を感じるタイプです。だから、どんどん意見を言っていきます。それでもよろしいですか!?………ということで、最終的にSVの就任決定へとつながっていったのであります。 7月から始まる“TAKARAZUKA SKY STAGE”。 私サイドとしても意見を言うばかりでなく、いろいろなことを吸収していかなければ…。 宝塚にとって、専用の映像の世界が初めてのように、私にとっても映像の裏側は初めてです。“多くを望まず”、まず第一歩を着実に踏み出せるよう“多くを学んで”まいりたいと思います。 改めて、よろしくお願い致します。 次回は、“スーパーバイザー、現時点の働き度!?”をお話したいと思います。 |
| ※「ぴあ」関東版・関西版・中部版(4月22日発売)、「レプリーク」6月号(5月7日発売)、「BS&CSザテレビジョン」7月号(5月24日発売)、「新潮45」7月号(6月18日発売)、阪急沿線情報紙「TOKK」7月1日号(6月25日発行)に、真琴つばささんへのインタビューが掲載されています。 |
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真琴つばさプロフィール 1985年宝塚歌劇団で初舞台。97年月組のトップスターに。『WESTSIDE STORY』『黒い瞳(プーシキン・大尉の娘)』『ノバ・ボサ・ノバ』な どで人気を集める。舞台での活躍は勿論のこと、トークショーやテレビ出演などでも宝塚の魅力を広く世間に宣伝し、宝塚のファン層拡大に大きく 貢献。写真集・エッセイ集・ムック本などでは企画にも参加。どれも大好評を得る。 2001年7月に宝塚歌劇団を退団。2002年7月21日には東京国際フォーラムにてファーストコンサートが行われるなど、今後の活躍が大いに期待 される。舞台人としての活動に加えて、在団当時から発揮していた卓抜な企画力、抜群のアイディア力を生かし、「TAKARAZUKA SKY STAGE」の スーパーバイザーに就任することとなった。 |
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